せっかくなので Blocken のインストールメモ
Windows で Blocken を動かしてみた記録
Blocken インストールメモ 〜 Windows + XAMPP 編 〜
Windows XP と XAMPP の場合の環境構築メモ
XAMPPをインストール
http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html
↑のサイトを開いて「XAMPP Windows版」っていうところから「インストーラ」っていうのをダウンロード。
インストーラを起動してインストールします。何も考えずに「次へ」ボタンをカチカチやっていればインストールできます。
途中でインストール先を聞かれます。
今回はデフォルトで選択されている「C:\xampp」フォルダにインストールしました。
Blocken をダウンロード
http://sourceforge.jp/projects/blocken/files/
↑のページから「blocken-1.0.0.zip」っていうファイルをダウンロードして解凍します。
解凍すると「blocken」フォルダができるので、それを「c:\xampp\htdocs」フォルダにコピーします。
コピーしたところ
ブラウザで確認してみよう
これで準備完了!!
http://localhost/blocken/
↑のURLを開いて確認してみましょう。
エラーメッセージが出ました。
設定ファイルを色々と編集しないといけません。「.Blocken」フォルダの中にある「readme.txt」を読みながらがんばります。
設定ファイルの編集
最初に編集するのは「blocken」フォルダにある「.htaccess」ファイルです。
ファイルの上の方にある
{BlockenPath}
という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
# blocken prepend file php_value auto_prepend_file {BlockenPath}/.Blocken/prepend.php
↓
# blocken prepend file php_value auto_prepend_file C:/xampp/htdocs/blocken/.Blocken/prepend.php
こんな感じ
http://localhost/blocken/
↑のURLを開いて確認してみましょう。
真っ白な画面になってしまいました。
Blockenには環境チェックツールが付いているので、それを使って環境のチェックをやってみます。
チェックツールといっても、特に難しいことはなく
http://localhost/blocken/blocken_check.html
↑のURLを開くだけです。
チェックツールによると、ライブラリや拡張モジュールが足りてないようです。
拡張モジュールを有効にする。
「php.ini」ファイルを編集します。
XAMPPにはphp.iniファイルが2つあるので注意が必要です。
「C:\xampp\apache\bin\php.ini」を編集します。
cURL を有効にする。
;extension=php_curl.dll
↓
extension=php_curl.dll
tidy を有効にする。
;extension=php_tidy.dll
↓
extension=php_tidy.dll
チェックツールで確認してみましょう。
http://localhost/blocken/blocken_check.html
エラーメッセージが減りました。ちょっと前進した気がします。
PEARライブラリをインストールする。
コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。
c:\xampp\php\pear install --alldeps File_Archive HTTP_Session-beta Net_UserAgent_Mobile-beta Text_Diff
チェックツールで確認してみましょう。
http://localhost/blocken/blocken_check.html
やったー!!
真っ白だったトップページはどうでしょう
http://localhost/blocken/
やったー!!
まだちょっとだけ続きます。
readme.txtを読んでたら、「.htaccess」以外にも編集しないといけないファイルがあったことに気が付きました。
「blocken」フォルダにある「Jade.php」ファイル。
上の方にある
{BlockenPath}
という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
define( 'BLOCKEN_PATH', '{BlockenPath}' );
↓
define( 'BLOCKEN_PATH', 'C:/xampp/htdocs/blocken' );
「blocken\.Blocken」フォルダにある「config.php」ファイル。
「BLOCKEN_ROOT_PATH」定数を設定します。けっこう下の方にあるので検索した方がいいです。
こっちはOSのディレクトリパスではなく、サイトのURLからドメイン部分を抜いたものを設定するみたいですね。
// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH' , '' );
↓
// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH' , '/blocken' );
これでモロモロOKです。
お疲れ様でした。